サワディーカッ🙏じゅんやです。
タイに訪れた方ならわかると思うのですが、何でも辛いですよね。
けど実はその辛さにルーツがあるのは知ってましたか?
今回はその辛さの理由をタイの歴史から読み取ってみたいと思います。
そもそもタイという国は、世界地図で見るとインドシナ半島にあります。
ちなみにインドシナとは、「インド」+「シナ(志那)」という組み合わせから出来ている言葉です。
シナ(志那)とは、中国を意味してます。つまり、タイはインドと中国の文化が混ざった国だとも言えます。
なので、タイ料理はインドと中国の食文化が現在まで残っています。
例えば、タイ北部では中国やミャンマーの、東部ではベトナム、南部ではマレーシアなど隣国の影響もあって多文化の食事が味わえます。
またインドやアラブとの交易が盛んになると、いろんなスパイスが流入してきました(アソーク付近には今でもアラブ街があります)。
タイの屋台では、大きな中華鍋やせいろで調理する姿をよく見かけますが、それは揚げる、炒める、蒸すなどの調理法が中国から入ってきたからです。
インドからは辛く刺激的なスパイスが来たので、暑いタイでは食欲増進のために唐辛子を使ったとても辛い料理が好まれます。
つまり、辛いのが苦手なら中華系料理・辛いのが好きならインド系料理
って言っても辛くないタイ料理って何?って思いますよね。
たとえば
ちなみにタイ料理が辛い理由は、タイは1年中暑い国なので、食欲が出ないとき辛い料理は食欲増進に役立つから。
あとはやはりタイ人が昔から辛い料理が好きなので、見た目が辛くなさそうでも多くの料理は辛いのはそのような理由があるからです。
辛いのが苦手な方はノースパイシーと言うよりも、タイ語で「マイペッ」と言えば辛さの原因の赤い唐辛子を抜いてくれます。
タイに行けない今、日本でも現地の味を楽しめる場所があります。
タイの大使館も公認するほどのお店なのでぜひ行ってみてください。