大学在学中にマレーシアとアメリカに留学 → 大学卒業後日本で働かずタイに行き現地就職 → しかし会社が合わず8ヶ月で退職 →その後自分の経験をブログやラジオにて発信中

2020年アメリカ大統領選挙結果

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サワディーカッ🙏 じゅんやです。

 今日は今投票結果が分かったアメリカ大統領選挙の結果について書いていきたいと思います。

また、バイデン氏が打ち出している政策についても簡単にまとめてあります。

最後にアメリカの選挙の仕組みについても簡単にまとめたので最後まで読んでくれると嬉しいです!

1.誰が勝ったの?

結論から言うと、今回の選挙では「バイデン氏」が当選しました。

しかし、今回の選挙ではトランプ氏が郵便投票で集計が遅くなっている州に対して、訴訟を起こしているのでもしかしたらこの結果が逆転するかもしれません。

では、なぜバイデン氏が当選したのか、その理由をバイデン氏が提言している政策をまとめていきたいと思います。

2.バイデン氏の主な政策

<人種差別問題>

 まず今年5月に世界中に影響を与えた、ミネソタ州中西部で黒人のジョージ・フロイドさんが警察官に首を8分間押さえつけられて亡くなってしまった事件。

これに対しバイデン氏は、黒人などマイノリティーへの政策を多く打ち出し、人種間の経済や教育の格差を無くすための投資を行うとしている。

具体的には黒人が経営する企業などへの手厚い支援策を実施するほか、低所得者でも手ごろな住宅に住めるように投資するなどである。


<新型コロナ>

 新型コロナに対しては、経済活動再開に慎重な姿勢を見せ、再開に向けた8段階の計画を公表。

各州に制限措置の即時解除を求めたトランプ大統領との違いを打ち出す。「誰もが検査、予防、治療を無料で受けられる態勢の整備」などを柱とした提言を発表。

 また現在、中・低所得者層に対する政府の補助を拡大し、保険会社が高額な保険料を設定できないように規制する「オバマケア」がある。

これにバイデン氏は賛成。オバマ前大統領の後継者を自認する立場から、オバマケアの拡充を目指す。

さらに、国民皆保険がないアメリカでは、雇用先が提供する民間医療保険に加入するのが一般的だが、新たな選択肢として、60歳以上のアメリカ国民が対象の高齢者医療保険制度(メディケア)を作る案を提唱している。


<安全保障>

 安全保障についてバイデン氏は、トランプ氏により失われたアメリカの国際社会での指導力を取り戻すと主張。

その為に同盟関係を修復し、アメリカの国際機関での存在感を高め、中国、ロシアなどの脅威に対し国際社会と協力して対処していくとする。

中国に対する政策では、人権問題を厳格に追及する構えを見せ、香港の問題で市民の民主的な権利を支持し、香港の自治を脅かす中国政府の当局者に制裁を科す方針を示しているほか、多くのウイグル族が不当に拘束されているとして、問題の解決に向けて国際社会の結束を図ると訴えている。


<移民政策> 

バイデン氏は、すぐに壁の建設をやめる上で、不法移民であっても犯罪歴が無いなど条件を満たした人は、市民権の取得に向けた道筋をつけるとしている。

また、「アメリカが移民国家である責任を果たす」と主張していた。

アメリカでは、移り住んだ移民は全人口の14%、4400万人以上に上る。このうち1000万人以上が不法移民だとされている。


<その他>

 銃規制については、必要な規制を行うべきと主張。

ライフル銃の製造・販売の禁止や、購入者の犯罪歴のチェック、さらにはネットを通じた銃や弾薬の販売の禁止を訴えている。

また、2019年にアメリカで銃が使われた自殺や事件などで命を落としたのは約4万人。銃乱射事件も後を絶たず、4人以上の死者数が出た事件は、2019年で約400件、これは過去6年で最悪の記録である。

銃を保有する権利を定めた合衆国憲法を尊重するべきだとの主張も多く、世論は二分されている。

 LGBTについては、差別を受けやすい職場や学校・病院などで権利を保護し、LGBTコミュニティーを支援するために必要な情報を集めると主張。

トランスジェンダー達の軍への入隊を禁止したトランプ氏の措置を撤回するなど差別されないよう保護し、権利を拡大する政策を打ち出している。

3.アメリカ大統領選挙の仕組み

最後にアメリカの選挙の仕組みを簡単にまとめます。

アメリカではオリンピックと同じく4年に1度大統領を選ぶ選挙があります。

投票日は、「11月の第1月曜日の翌日の火曜日」でこれは150年以上前に制定された連邦法で定められました。なので今回は11月3日という事です。

有権者は18歳以上のアメリカ国民です。

しかし、全米の総得票数で勝者を決める訳ではありません。投票は州ごとに行い、各州で勝者を決めます。

各州と首都ワシントンには、人口に応じて割り当てられた「選挙人」という人がいて、州の勝者はその週の選挙人を獲得できる。

例えば、フロリダ州で勝ったトランプは、フロリダ州に割り当てられた選挙人30人を全部得られる。選挙人の数は州で異なり、ほとんどの州で勝者が州の選挙人を全て獲得できる「勝者総取り」の方式を採用している。

そして全米538人の選挙人のうち、過半数270人以上獲得した候補者が大統領になります。

4年前の選挙では、総得票数はクリントン氏の方が200万票以上多かったけど、選挙人の数がトランプ氏の方が74人多かったので、トランプ氏の当選となりました。

4.最後に

いかがでしたでしょうか。かなり簡潔にまとめてしまったので、具体的な各州ごとの票数やそれぞれの候補者の政策を全て書くことができませんでした。

はじめに書いた通り、今回の大統領選挙は今まで以上の接戦でした。

そのため、トランプ氏も必死の法廷闘争を起こしており逆転勝利も視野に入れいています。

しかし、現時点ではバイデン氏が過半数を獲得したのでこれからどのような展開になるか注目していきたいと思います。

しかし、今まで話題になっていた政策をまとめたので大体どんな政策を打ち出しているかは分かったと思います。今後も就任後の対応に注目していきたいです。

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